力強く手を前に出し、ものすごい量の炎を出す源喜さん。

そして、口から大量の滝のような水を出す、白龍。



炎と水がぶつかり合う……


白龍が滝のような水を出しているのに、源喜さんが出す炎はそれを飲み込むくらいに大きい。




暑いんだか、寒いんだかよくわかんないよ…


火と水なんて…

対照的な戦いだな…




ス…


その時、

源喜さんは一旦炎を止めて、手に力を入れ、空に向かってその手を向けた。




ゴロゴロゴロゴロ…!


すると、空が急に荒れ始め灰色に…

そして雷が鳴り始めた。




雷の力を使うつもりだ!




ピカッ

ゴロゴロゴロゴロ…!



雷の音は、どんどん激しくなる。

こんな雷初めて…まるで嵐だ。