ゴゴゴゴゴゴ……!!!!


燃え上がる炎。

宙には、巨大な白龍。



この戦いは…きっと、鬼一族の歴史に残る戦いになる……


源喜さんを見守りながら、私はそう確信していた。





「・・・・・」

「・・・・・」



お互い睨み合ったまま、黙っている。



凍った空気の中にいると…

私までどうにかなってしまいそう……







池に入っているお父さんを見ると、さっきよりは回復している様子。


ちょっと安心した私は、また源喜さんを見つめた。



源喜さん…

頑張って…!






ゴゴゴゴゴゴ………!!!!!!!!!!!



サアアアアアアア…………!!!!!!!!