鬼神様と××しました

喜ぶバカがどこにいる!?



「か、帰らしてもらいます!」

「あ!?」


がばっと立ち上がり、部屋から出ていこうとすると、

源喜さんが私の腕を掴んだ。




「は、離してっ!」

「待てって!」


必死に抵抗する私。



間違ってた!


悪い人には見えなかったし…

なんとなくのいい雰囲気と、ちょっとした興味本位でついつい来ちゃったけど…


これって、絶対間違ってる!

怪しすぎるし!!






「待てって(汗)」


っ!


私の両手を掴み、動けないようにする源喜さん。



「ちゃんと話聞けよ」

「…あ、私が話を聞かなきゃいけない理由なんてないです!」

「・・・てめぇ」

「痛いっ!」


源喜さんは、私の手首を掴んでいる手の力を強めた。



「ぼ、暴力されたからには、絶対帰るっ!!」