その時、パソコンの横に置いてある、源喜さんの携帯が震えた。

源喜さんは、タバコを灰皿に置き、電話に出た。




「………はい。ええ、そうですが・・・・え?純麻が?」






純麻くんの名前が出た瞬間…

胸がズキッと傷んだ…



嫌な予感…

良くない知らせな気がする…




「はい…わかりました。すぐに迎えに行きます…はい」

「……………どうかしたんですか?」



電話を切った源喜さんに、すぐに話し掛ける。





「…純麻も倒れた。高熱を出したって……」

「え!?」


純麻くんも!?




「で、でも…さっきまで、普通に……」