「あ…お父さんは、自分の部屋にいますよ!麻雀の準備もしてありますので、今日はそちらにお食事を運ぶそうです」

「おお♪それは有難い。なら、今日は麻雀三昧だね」


嬉しそうな顔をして、小走りで走っていく淡牙さん。





「あはははは…」


居間からは、紅子さんの笑い声が聞こえてくる。




なんか…

ひとりぼっちになった気分…




「由希ちゃーん!お皿運んでくれるー?」

「あ……はい!」


キッチンから、純麻くんの呼ぶ声が…




私は、カバンを源喜さんの部屋に置きに行ったあと、キッチンへ向かった。