決意がゆらがないうちに、
コウの血を舐めた。
からだがあつかった。
こきゅうもくるしかった。
むねがいたい。
くるしい。
いたい。
どれくらいもがいただろう。
リサに呼ばれたような気がして、
めがさめた。
もうからだはなんともなかった。
でもべつにもうなにも感じない。
ほんとにヴァンパイアに
なったんだろうか。
「目が覚めた?
リサに話に行こう。
あーあ。俺怒られるかも。」
肩をすくめて応接間を出て行く。
それにふらつくからだを叩き起こして
ついていく。
ふらついたのは立つ時だけだった。
リサの部屋の前についてから、
急に不安になる。
リサは受け止めてくれるだろうか。
バカだと笑ってくれるだろうか。
拒絶されないだろうか。
そんなことを思いながら、部屋
に入って、君にうちあけた。
ーーーside ヒビト end

