vampire rings.





「そんなことできるんですか。」








それはほんの少しの興味だった。








「人間がヴァンパイアの血を
のむと、体内から変化して
ヴァンパイアになっちゃう
らしいよ?あんまりよろしく
ないらしいけどね。」







ーーーんだよ。
らしい、ばっかじゃねーか。








「リサは俺が守るけど?
君も守りたいなら、
ヴァンパイアにでも
なっちゃえよ。」










こいつ、リサのこと好きだな。
俺のことを陥れるつもりだ。



うざ。





俺だけだったのに。




「ただし、条件があるよ。」





「条件?」





「その一。」




コウが長くてすっとした指を立てる。




「リサの執事をすること。」







はっ…?
執事だと…?



「なに言って…『今は俺が話す番。』」



にっこりと笑ってさえぎられる。





「その二。」



また指を二本立てる。



「リサには手を出さないこと。」





と言ったと同時に睨まれる。
すげー威圧だ…。



「その三。」




「死ぬ気でリサを守ること。」