vampire rings.






ーーーside ヒビト



コウのと話し合い。



「話ってなに?
だいたい想像はついてるけど。」


リサが部屋に戻ってから、
コウが切り出してくる。


「ここに俺も置いて欲しい。」



俺は、もうリサを離さない。
身内がいない俺にとって、
リサは家族として一緒に育ってきた
大切な妹だ。





妹、それ以上に。









俺はリサを愛してる。






一人の女として。







「さっきも言ったよね。
君は人間だ。人間をここに
住まわせるのはもうごめんだよ。」



ただでさえ、人間を雇っている
この家にこれ以上人間は
いらないということだった。



「ならリサも連れて帰ります。」



子どもみたいなことを言ってるのは
俺だってわかってる。

でも、こんなやつのところに
リサ一人だけ任せられるか。




「ならさー、」




くすっとコウが笑って頬杖をついて
















「ヴァンパイアにでもなっちゃう?」









俺の返答が楽しみなのか、
にやにやしている。





すっげーやなやつ。