そこを、黒髪が支えてくれる。
「ごめんリサ…。」
そういってなぜか、
あなたは私を抱きしめたんだ。
「なんで謝るの…?」
「リサが、泣きそうだから。
リサが、怖がってるから。
すぐ、きてあげられなかったから。
俺が、守らなきゃいけないのに。」
なにを言っているんだろう、
この人は。
でも、不思議とこの人の腕の中は
ほっとしてしまう。
つ…と涙が頬を伝った。
「こわかっ…た…あの人は誰…
あなたは…誰…!」
そんな私の背中をさすりながら、
よしよし、としてくれる。
「リサ聞いて…?
俺はコウ。あいつは、セイガ。
俺は、15歳だよ。知っての通り、
あいつはヴァンパイア。
…そして、俺も。」
びくっ…
あの人、セイガと同じ、
ヴァンパイア…

