そういや、前にもこんなことがあったっけ。 あれは体育祭のとき。 好きな人、いないと言ってしまったけれど、 本当は琉生くんが大好きで。 もしあのとき、琉生くんが 私の好きな人だよ、なんて言ったら 何かが変わってたのかな?・・・なんてね。 それから20分くらいたっただろうか。 琉生くんはまだ起きない。 せっかく2人きりにしてもらったのに。 なんだか葉月に申し訳ない気持ちになってきた。 こうなったら、 起こしてみよう。 「琉生くーん!! 起きて!!」 「ん・・・」