「いやー、琉生はさすがだね」 「・・・」 「あら、見惚れちゃってる」 葉月が何か言ってるけど 耳に入ってこない。 それぐらい琉生くんに見とれていた。 試合開始から17分。 琉生くんがシュートを放ち、得点した。 仲間と無邪気にはしゃぐ琉生くん。 あんな、楽しそうに笑っている琉生くんは初めて見たかも。 そして、試合終了のホイッスル。 琉生くんが得点したおかげで、 1-0でうちの中学校が勝利した。