私はおもいっきりたくを突き飛ばす。 たくはつまらなそうな顔をしてる。 首筋にはまだ感覚が残っててなんだか恥ずかしい。 「あ、あのねぇ‼昨日といい今といいなんなの⁉私の事なんて無視してればいいじゃない‼」 私がそう言うとたくはむすっとする。 「大キライ…」 私はそう言って自分の部屋に戻った。 ドアを閉めるとへなへなと力が抜ける。