【珠怜明SIDE】

大和「珠朱(しゅしゅ)さん!」

私をこう呼ぶのは、桜山羽の連中くらいだ。

珠怜明「大和か。何のようだ?」

大和「今日来た、転校生は、珠朱さんの妹ですよね?」

芽里明の事か。

珠怜明「芽里明の事か。それがどうした?」

大和「なぜ、芽里明は、瞳が闇に満ちていたのですか?」

大和は、勘が鋭いもんな。

珠怜明「私の口から言ったら、殺されかけない。自分で頑張れ。まあ、あの子の信じられる人は限られているけどな。」

大和は、不思議そうな顔をしているが、ほおっておこう。

早く倉庫に行かないと!
芽里明が待ってるからな。