【音哉SIDE】

音哉「芽里明。そろそろ、珠怜明が帰って来る。」

芽里明「OK。来たら、呼んで。私は、何時もの場所にいる。」

音哉「はいよ。」

芽里明が言った何時もの場所というのは、総長室。

芽里明は、家族も今までの仲間も生きてる。

世界No.1の総長はTop-secret。

だから、俺たちといただけで、いじめが絶えなかった。

そのせいで、芽里明は、自分を偽るようになった。

右腕には、手術をすれば治ると言われている、リスカの後が。

夏は、いつもパーカーを羽織ってるから、その傷を知っているのは、今の幹部と芽里明の家族だけ。