「おーい!みんなー、悪ぃー!遅くなっちまって」 織田君が走って来る。 「これで、全員集まったね」 美樹がうんうんと頷いた。 「いつでも連絡が取れるように電話番号交換しねぇーか!」 織田君が提案した。 「それいいじゃん」 美樹はそう言って肘で私を突付いた。