私と年上男とルームシェア





部屋に入ると真っ暗だった

亮太さんはまだ帰っていないみたい



先にお風呂に入っちゃおう…


お風呂に浸かって、色々と頭を整理した

ちゃんと…言葉に

決心してお風呂を出た



いつ帰ってくるかな、亮太さん


髪を乾かし終えるとチャイムが鳴った

こんな時間に誰だろ…




「はーい…」


ドアを開けると男の人が立っていた




「君が茜ちゃんだね?」


男の人はにこっと笑って私の名前を言った




「えっ、なんで私の名前を…」



「おーい、今泉。家だぞ」


その人はエレベーター側に向かって声を出した

い、今泉って…

亮太さん!?