私と年上男とルームシェア





花火も終わり、みんな帰り始めた

私たちも帰り道に…


勇志くんのさっきの言葉…




「茜、着いたよ」



「へっ?」


気が付くとマンションの前に来ていた


全然気が付かなかった…




「送ってくれて、ありがとう。
今日はすごく楽しかったよ」



「うん、俺も」



「それじゃあ、おやすみ」


マンションに入ろうとすると…




「茜…さっきのことは頭の隅にでも置いといて。今度、ちゃんと言うから。
あと、ちゃんと言葉にするんだぞ」


ふり向くと勇志くんは笑って、おやすみ、と言って行ってしまった


ありがとう…勇志くん