「じゃあ、何かお土産でも買って帰る?」
「うん、そうする」
私たちは公園を出て、再びお祭りへ
どうしようかな…
うーん…
亮太さんビール飲むし、焼き鳥にしようかな
「勇志くん焼き鳥買ってくるから、ちょっと待ってて」
「じゃあ、ここにいる」
焼き鳥を買いに列に並んだ
すぐに自分の番になって、焼き鳥を買った
勇志くんの元へ行き、帰ろうとした時…
ふと、飴屋さんが目に入った
あ、いちご飴だ…
懐かしい…
小さいときよく食べてたなあ
「茜、いちご飴欲しいの?」
勇志くんが私の顔を覗き込んだ
「え?」
「おっちゃん、いちご飴1つ」
私の手を引いて飴屋さんの前へ

