なんとか勇志くんに付いていくけど… 「あっ、ごめんなさい」 行き交う人と肩がぶつかってしまうのもしばしば… すると、手をぐいっと引っ張られた 「危なっかしいなあ…」 笑いながら勇志くんは私の手を引いた 勇志くんの手はすごく大きかった 歩いていくと少し離れたところに公園があることに気が付き、そこのベンチに座った 「よし、食べようぜ」 勇志くんの焼きそばと私のたこ焼きを半分こして食べた 「美味しかったね」 屋台の食べ物ってみんな美味しい 久しぶりに食べると本当にそう思う