「いいじゃん。んで、返事は?」
ピッタリとはまった指輪
それは私の薬指でキラキラと輝いていた
返事なんて一つしかないよ…
「よろしく…お願いします」
亮太さんは再び私を抱き締めて、唇を重ねた
「このまま市役所行って婚姻届出すか」
「えっ、挨拶が先じゃないの?」
「んじゃ、お前の家行くか」
「今から!?」
「その顔で行ったら、茜を泣かせたなってお父さんにぶん殴られそうだな」
「それは有りそう」
私たちは笑いあった
男の人と2人でルームシェア
それが私と亮太さんとの出会い
たくさんのことがあった
でも…こうして貴方の隣にいられて幸せだよ

