私と年上男とルームシェア





「おい」


リビングでテレビを見ていると、会社に行く準備をしながら、亮太さんが私のところに来た




「なーに?」



「今日の夕方空けとけよ」



「え?なんで?」



「飯、連れてってやるよ」



「ほんと!?」



「ああ、そんで何食いたい?」


何がいいかな…

うーん…
色々悩んだ




「イタリアンがいいな」



「イタリアン?
…駅の近くに確かあったと思うからそこ
でいいか?」



「うん!」



「じゃあ、駅集合な。遅れんなよ」


いたずらっぽく亮太さんは笑った




「亮太さんもね」


私の頭をポンポンと撫でて、亮太さんは会社へ行った