「どうせ、俺の話だろ…」
亮太さんは起き上がり、洗面所のほうへ行った
なんでそんなに鋭いの!?
自分からは何も話してくれないのに…
「茜、メガネ持ってきて」
洗面所から亮太さんが言った
もう…人使いあらいよ
私まだ今日のこと引きずってるのに…
でも、ここで言うことを聞かなかったら、何されるかわからないから、メガネ持ってこよ…
亮太さんの部屋からメガネを待ってきた
ソファに座って、亮太さんが来るのを待った
「ん、メガネは…」
洗面所から出てきた亮太さん
「ここ」
私は持ってるメガネを見せた
「コンタクト取ったから見えねえよ…
うわっ!」
「きゃっ」

