自分が産まれて3年と少し、隣の家に小さな女の子が来た 『ろく、仲良くね』 『よろしくね、ろくくん』 隣の家のおばさんの腕のなかには小さな赤ちゃん 俺を見るなりそれまで笑っていたはずの顔が固まり、次の瞬間泣き出した 正直、この小さな泣き虫とは仲良くはなれない そう思った