この日から私は学校が大嫌いになった。

柚香と行くが嫌だから先に学校に行った。

久しぶりに1人で学校に行く。

入学式以来。

学校に着いた。

教室に行くと私が一番目だった。

誰もいない教室。
でもそこには懐かしさがある。
なんだか切ない。

「あ、なんでだろ…。」

いつの間にか私の頬には涙が通っていた。

なんでだろう。

あ、そうか、私柚香に裏切られたんだ。
だから泣いてるんだ。

そっか…。

私は泣いた。

でも涙は無くならい。

《ガチャ》

誰か来た。
そうだここは教室。

それにもう誰か来る時間。

私は必死で涙を拭いた。

「大丈夫か?」

「え…?」

心配してくれてるの…?

「さっき鳴き声聞こえたから…大丈夫?」

「え、あ、うん、ありがと…。」

「どういたしまして。」

そう言ってニコって笑ってくれる。

そうこの人はみんなから人気の男の子。

見浦友樹 (miura tomoki)