膝で眠る桐。 その頭を細く柔らかそうな手が優しく撫でている。 俺はそれを、ぼうっと見つめていた。 桐は、小さい時からあいつにべったりだった。 叔母さんが入院してからは特にそうだ。 あいつもあいつで何だかんだ面倒見がいいから、桐のあいつに対しての甘えモードは改善しない。 まぁ、まだ小学生だし仕方ないのかもしれない。 けど、 なんだか嫌な予感するんだよな。 叔父さんも亡くなって、 桐の拠り所があいつだけになって、 そうしたら、 なんか、 もう……