楓達がお祖母様とお祖父様に挨拶を済ませると、すぐに夕飯になった。 俺の家は1件屋の3階建てで、1階に俺と俺の親の寝室。 2階に客間やリビング、使われていない書斎があった。 そして、3階はお祖母様達の生活エリアで、夕飯は大抵そこで食べた。 俺の両親は仕事で昔から留守がちだったので、 俺は祖父母に育てられたようなものだ。 かといって、''おばあちゃん子''って程でもない。 躾は厳しいし、理想は高いし、 余計な部分でも口煩いお祖母様には 感謝こそすれ、好きになることはなかった。