「ここだよ、私の家」

「そっか…また、保健室に行ってもいいか?」


「もちろん。じゃあ、また明日」


「あぁ、じゃあな」


―初めて柳葉君が喧嘩をしているとこをみた。


目閉じててって言われてたけど途中から気になって目、開けちゃったんだよね。



そのときの柳葉君はすごくかっこよかった。


ドキドキして…初めて感じる感情だった。



私の中で柳葉君の存在が大きくなりつつあることを、改めて感じた。