はじまりは保健室




「…また明日、ここ来てもいい?」

突然、そんな事を言い出した。


「…なんで?」


「俺が大田と話したいから」


私も、それはちょっと思った。思ったけど…


「すぐに飽きるよ」


飽きられて、喋ってくれなくなるときが来るのはツラい。


「じゃあ、俺が飽きるまで友達な」


「…うん」


ちょっと強引だと思ったけど、初めて打ち解けられそうな気がした。


こうして、私に柳葉君という友達ができた。