「殺される時間長引かせたいならば、 私の質問に答えろ」 「……ああ」 「名は」 「……リアン・ハースト」 女の口が三日月のように変形した。 嬉しいそうだ。 「そちらの国で有名なハースト家の 色男に出会えたな」 「……」 奥の兵士どもは俺をあざ笑うように、 指を指した。 口を変形させた女は 額につける銃口の圧力を大きくする。 死へとのカウントダウンが始まった。 「今日も、令嬢とお遊びか?」 「アイ隊長、コイツ…ぐはっ」 「!?」