――― 「聞いた? リアン様には専属のメイドをおつけなさったみたいよ」 「聞いた!!」 私と同じ格好をしているだろうメイドは 1階にいるけれど、 3階の主人の自室があるここまで聞こえる声で噂話。 私を噂をしているようだ。 話の様子からして、 私がメイドをしていることは非公開のようだった。 どうして? 敵である私を守るために? 勝手に赤くなっていく私。 勝手な妄想でもあるのに。 主人は私を好きでいるのか?と、思えてしまう。 「『人形』、お前調子に乗るな。」