まっくらのなか、ランプをてらし、花をうえました。




げんかんに花をうえ、いえにはいります。




「ただいま。」




「おかえり!おにいちゃん。」




スープのにおいがしました。




「さあ、ごはんにしようか。」




「うん。」




ふたりのごはんは、パン1つとスープだけ。




それでもふたりはおいしそうにたべます。




「そうだ。また小人さんが出たらしいよ。」




「ほんとう?わたしも会ってみたい。」




いもうとも目をかがやかせました。




トムはわらいます。




「だめだよ。小人さんがくるのはまよなか1時。子どもはねてなきゃ。」




「おにいちゃんだって、子どもじゃない!」