お風呂からでて特制服に着替える。 そして、月のペンダントを身につけた。 ふと、時計をみると5時半をさしている。 「もう、でる時間だ」 そう呟き。鏡の前にたった。 ああ、私ってこんな豊かな表情ができたんだ。 もう感情はいらないなんて思わない。 彼等と出会って、楽しく、嬉しい……色々な感情がまた感じられるようになった。 「私、"宝龍"が大好き」 そういって、家をでた。