私は左手で机に頬杖をつき



梨々香『ねぇ。玲華。今年の文化祭さ…参加しなくちゃダメかな?』



玲華「はぁ?!梨々香出ないつもり?!てか、龍が徹二さん連れて文化祭来るて言ってたよ?!」



玲華はお弁当の蓋を開けながら
目を見開いて私を見た。



梨々香『徹二が?あっ。
契約彼氏の最終日って文化祭の日だ!
なんかさ、リイキと別れたばっかで文化祭楽しもうなんて気になれなくて。
わぁー。未練タラッタラなのかもね。』



自嘲しながら
昼ご飯のメロンパンに噛り付いた。