すると白いカーテンで閉められた ベッドの中から男女の声が聞こえてきた。 男女の2人とも聞いたことのある声。 はっきりと誰かなんてすぐにわかった。 静かな保健室に 嫌な音だけが続いていた。 私はその音を聞きたくなくて 涙を拭いながら走って出て行った。