《椿以外の奴等side》 『─────近藤局長、土方副長。 お話があります。』 椿が暁を抱き抱えたまま、いきなり 此方を向いてそう言った。 陽呂や紫苑の事を椿が そう呼ぶのは初めてだった。 皆が皆吃驚している。 が、流石陽呂と紫苑。 直ぐに、 陽「………………どんな話だ??」 紫「……言ってみろ。」 と返事を返した。 次に、椿の口から出た言葉は 俺(僕)達にとっては衝撃的なものだった。 『私を一度、 離隊させて下さい。』