私が早くに暁の思いを知っていれば。


こんな事にはならなかった。















暁「違っ………!!

椿じゃないっ、俺が……………っ!!!!」



















『……………やはり、あれしか手はないか…。』








私はポツリと言う。





少なくとも、新政府軍に加担していた

暁は、私達にとっては敵とみなされる。




しかも、これから新選組と新政府軍は

どちらかが滅びるまで戦争が始まるはず。





…………だが、私もいい加減、償いを

しなくてはならない。


どんな理由があろうとも、

沖田家としてのケジメはつけなくては………。