《椿以外の奴等side》





楓が敬愛していた紫苑にブチギレた後、

結局皆で椿を探し始めた。



















林だったり。


森だったり。


海だったり。


店だったり。

















持ち前の運動神経も駆使して、

皆が大慌てで探していた。





















楓「椿………椿………………何処っ………………??」







一番楓が焦っていた。


それもそうだ。







唯一椿の過去を知っているから。





















他にも紫苑も焦っていた。






紫苑が原因で椿が居なくなったのだから。










紫「ちっ……………。

沖田、何処行きやがったんだよ…………。」













悪態をつきながらも沖田を探す紫苑。




































─────だけど、その日は椿は

見つからなかった…………。