《椿side》




【in 新選組 屯所】





『只今帰りました。』



楓「任務完了致しました。」













あの後、私と楓は屯所に帰って来た。






今は無表情、冷静沈着な楓に戻った。










その方が良いけど…………。















と、思った矢先。






















─────ムギュッ。






『うぇっっ!!??』












おいおい、楓。


いきなり抱き着くな馬鹿が。













どうやら、楓の本性は甘えたちゃんでしたw



先程の件でどうやら懐かれてしまったらしい。









どちらでも良いがな。












紫「か、楓!?

お、お前、…………いつもと違うな…………汗」






ほら、楓がいつもと違うから、

女ビビリ君がビビっているではないか。









楓「え〜?ごめんね??」



紫「うるせえぇぇぇ!!

何が女ビビリだっっ!!!!」










……………………あれ。





『…………声、出ていたか??』







楓紫「「うん(嗚呼)。」」








あらま大変、気を付けないと。←適当ww














『…………風呂入ってくる。』






何となくバツが悪くなって風呂を

口実に逃げてみた。
























─────私が去った後。




楓「副長。俺は、負けませんからね。」



紫「何をだよ………。」



楓「…………認めないんですね。

………………手遅れになっても、

俺は一切知りませんから。」



紫「あ、おい、どーゆー意味だっ?!

って……………行きやがった……………。

……………何なんだ??」









こんな会話をしているなんて知らなかった。