《禅side》



突然現れた、沖田総司の子孫。


何と女子だった。







俺は元々自分が認めた人でないと

従わない性格だ。










今のところ、認めているのは

局長と副長のみだ。






後の隊長達は友達感覚だからな。
















またその沖田総司の子孫が厄介で、

まさかの女子だった。







決して俺は女子などには懐く事はない。


そう思っていた。













突然、女子が俺の事を言い始めた。




まさか、気配が気付かれていたとは………。












それだけなら良かったが。









あろうことか、紫苑様を侮辱した。



許せず、天井裏から降りて、

女子に苦無を突き付けた。






普通ならば其処で動じるが、

この女子は一切動じなかった。




挙句、何と隠し持っていた苦無を逆に

突き付けられた。









そんな事するとは思ってなかったし、

あまりにも早過ぎて見切れなく、

一切動けなかった。







……………俺まで侮辱された。















が。 俺は、椿様に惚れてしまった。














武道を全て習得している。

挙句文武両道。

絶世の美女。






明かされた椿様の力全てに惚れてしまった。













憧れに似た感情。

だが、またこれは紫苑様とは違う感情。








……………ダメだ。

完璧に椿様に惚れてしまった。











椿様に誓います。


俺は、貴女の為にこの命捧げます………。


(最早椿にベタ惚れの忍クンww)