お前むかつくねん②~人生かけて恋愛するばい

真理さんと、梅ちゃんと、和やかに話しをして、篠田と店を後にした


『なんか、優しそうな、大人の女の人だったなぁ、ありゃ、和服美人だよね』



『お似合いだったなあ』


いや、篠田はん?
この前も言いましたが、梅男は女な心持ってはるさかい、お似合いはありまへんで


『そっか。まっ、俺らもお似合いだよ』


いやっ、また赤面することを

夜になると、狼男に変身しはるんやない?


甘い言葉をかけて、私をその気にさせる作戦?


今日帰らないの?


まっ、まさかっ


『どうした?何かアクション激しいけど、肌寒いのか?』


ポカポカ陽気と言いましても、若干夕方は涼しいですが、篠ダーリンが天然でよかったよ

私の妄想劇に、まだ気付かれていないからさ



『あっ!あれ?喜一』