『今日玉子ん家に行かない?』



鎌吉からメールが来たので、二人揃って、玉子ん家に向かった




『ずっと休んでんだよね?』



『うん』



『会ってくれるかな?』




いつになく、弱気な鎌吉



呼び鈴をならしたけど、音沙汰なし



『電話もメールも駄目、会ってもくれない…か』




『鎌吉…』




『じゃーん、手紙書いてきた。あんたの土産のでさ。蛙パワー通じるかな』


鎌吉…
私が梅男と温泉に行った時のお土産の便箋じゃん

泣かすなぁー、鎌吉よー