こいつの想いは、この前会った時わかったけど、でも、美月が仕事で尊敬してるから、そんなことする奴だと思わないようにしてた



だから、がっかりだ



いや、こいつにというか、自分に一番幻滅してる


あのタイミングで動かなければよかったんだ



一個の問題を解決することばかり考えすぎて、ちゃんと判断出来なかった、俺のミス


本当に俺何やってんだ……
バカだな俺
俺が傍にいたら、美月を恐い目にあわすことなかったのに……


けど、いつかこいつは、我慢できなくなって、告ったんだろうな


こんな形ではこいつも不本意かもしれない……


でも、どんなに頭を下げられても、美月だけは渡さない

渡せねーよ

ちゃんと守れてねーけど、俺にとって凄く大事な奴だから……