時刻はもうすぐ夜中の2時。 こんな時間にやっている動物病院なんて、この町にはない。 というか、この町にはそもそも動物病院自体が1件のみだ。 僕は他にあてもなく、その動物病院に車を走らせた。 15分。 たったそれだけの時間をこんなに長く感じたのは初めてだった。 動物病院に着く。 助かった。この動物病院は裏がドクターの住まいだ。 僕はドクターの家のチャイムを鳴らした。