その目はとても爛々として、しかし穏やかで思わず魅入ってしまいそうになる。 しかし、そんなことしてる場合ではない。 オオカミは、ケガをしていたのだ。 オオカミが歩いた後に、点々と血の跡。 僕は急いでタオルを取りに行く。 そして、オオカミに近づく。 恐ろしさは感じなかった。