旦那さんも、そのうちの一人でした。 毎日のようにかかってくるオオカミに関する電話。 “そんな危険な動物がいるなんて、安心して子供を外にも出せない。” “オオカミは神社のそばで現れたようだし、もしかして神の使いかもしれない。” 昨日なんて、 “うちの裏でオオカミを見た。” と、言うから行ってみれば狸だったり。 旦那さんはいるかも分からない、いない確率の方が多い生物の話しに、いい加減疲れていました。 しかし、ある日、信じざるを得ない事件が起こったのです。