強がり彼女と恋と嘘。

窓から顔を覗かせると辺り一面真っ暗だった。

たまにある、消えかけの街灯が不気味で…。

「どうしよう…太田君にあんなこと言わなければよかった…」

太田君無しじゃ帰れないわ…きっと。

「とりあえず誰か呼ばないと!」

ケータイを取り出して考えるけど、女の子の名前ばっかり。

唯一に近い男子、富岡はきっと妹さんと一緒だから出てくれないわね…。

お父さんとお母さんは仕事で絶賛、出張中で明日まで戻ってこないし…。

これは勇気を出して帰るしか!

そう決めて鞄を持った瞬間…ガラッと扉が開いた。