ーそれから一年後ー 『たくと、いってらっしゃい。バイト終わったら連絡してね?』 「今日はバイト休みで授業受けたらそっこー家帰れるから♪」 ニコッと笑いゆめの頭をポンポンとすると 照れたのか顔を赤く染めていた。 「んじゃ、行ってくるな。ゆめ、湊。 ほら、ゆめ。チューして?」 チュッ 『拓斗、浮気してきちゃやだよ?』 「当たり前。俺はゆめしか興味ねえし。」 ゆめの耳元でそう呟いたあと2人にキスをして家を出た。