「はっはーん。もしやテメー2番だったんだな?」






ぎっくううう!!!


と、あたしの肩が思いっきり跳ねたから、どれだけ言い訳しても無駄だろう。変なところで楓弥は勘がいい。







「ふううーん。へーえ。好きな奴言えや。さもねえと息の根を止めるぞ」







流石にやりすぎじゃないかな。なんて言っても話は逸れないだろう。桃真も楓弥も興味津々って顔であたしを見てる。もう無理だ。







っていっても好きな人がいないという悲しいやつなのだあたしは。








仕方がないので好きなタイプを言うということで渋々許してくれた。…それでも嫌だけどね、あたしは。