桃真が去っていった方をじろっと睨んでるけど――――――耳が赤いっすよ楓弥さん。
……まあ多分、そんなこと言ってるあたしだって顔が赤いと思うけど。ここに鏡がないからわからない。
うう、恥ずかしいような嬉しいような。
色んな感情が混ざってまごまごしていると、ふと楓弥がこっちを向いた。
それから楓弥はまたぶわわわわっと顔を赤くさせ、手を自分の顔に押し当てる。
あれれー、「ぶわわわわっと」とか可愛すぎじゃないの?あっれ?それあたしがすべき行動じゃないの?あれ?
「やべ、」
「矢部?」
「ちげぇよ」
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