「何?どうしたの?」 「―――――――――オマエ、……」 「え、何何なに!?ちょっと!」 金髪猫が元々近い距離をまたぐいっと近づける。その動作はまるで顔を覗き込むみたいな、ゆっくりとした動作で。 「…………ゃ、違う。間違った。何してんだ俺バカだろ俺、死ねよ俺」 「え、ちょっと。そこまで自分卑下する!?」 「おーおー弟が項垂れちゃったよ~。ぶーちゃんのせいで項垂れたよー」 「なんでだよ」 なんなのこの双子。変な奴ら。 …と、内心イラついていた時。